相続税(税額控除)
相続税とは、お亡くなりになられた方の遺産(残された財産)を取得した
相続人等(受遺者を含む)にかかる税金のことです。
全ての場合に相続税が発生するというわけではなく、基礎控除額を超える財産を相続する場合に発生します。
税額控除
控除が(未成年控除、障がい者控除)が受けられる要件として、相続や遺贈で財産を取得した人が法定相続人(相続の放棄があった場合には、その放棄がなかったものとした場合における相続人)であることが必要になります。
要件の詳細については、税理士又はお近くの税務署にお問い合せください。
未成年控除
20歳までの1年につき年10万円
例)未成年者である相続人が15歳8ヶ月の場合
20歳 - 15歳8ヶ月 = 4年4ヶ月 ⇒ 5年
5年 × 10万円 = 50万円の税額控除
※1年未満の期間があるときは切り上げて1年として計算する
障がい者控除
障がい者控除:85歳までの1年につき10万円
特別障がい者控除:85歳までの1年につき20万円
例)障がい者である相続人が75歳6ヶ月の場合
85歳 - 75歳6ヶ月 = 9年6ヶ月 ⇒ 10年
5年 × 10万円 = 50万円の税額控除
※1年未満の期間があるときは切り上げて1年として計算する